「コシウ陶器」がユネスコ無形文化遺産に登録

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は12日、コロンビアで開いた政府間委員会で、イヴァノ=フランキウシク州で制作されているコシウ陶器をユネスコ無形文化遺産に加える決定を採択した。

12日、イェウヘン・ニシチューク前文化相がフェイスブック・アカウントで伝えた

ニシチューク氏は、「夜中にボゴタ(コロンビア)から素晴らしいニュースだ!たった今、コシウ陶器がユネスコの無形文化遺産のリストに加えられた!」と報告した。

同氏は、次に同無形文化遺産のリスト入りが期待されるのは、クリミア・タタール民族の「オルネク装飾」だと指摘した。

なお、現在、コロンビアの首都ボゴタでは、数日前より、ユネスコ政府間委員会が開催されており、ウクライナのコシウ氏から代表団が参加していた。

コシウ陶器は、白を背景に3色(緑、黄、茶)で彩られた点が特徴。陶器には、同地方のフツル人の生活、オーストリア軍、聖なる伝承等が描かれる。沿カルパッチャ地方のコシウ市、クティ町、ピスティン村で制作されている。