英ガーディアン紙、ウクライナの首都名をKievではなくKyivと表記することを決定

英国の一般紙ガーディアン(The Guardian)は、今後同紙にてウクライナの首都キーウ(キエフ)を英語で表記する場合、旧来使われていたKievではなく、現在のウクライナの正書法にのっとったKyivを使用していく。

13日、ガーディアンのショーン・ウォーカー記者が自身のツイッター・アカウントに書き込んだ。

ウォーカー記者は、「実現した。ガーディアンのスタイル・ガイドが更新された。Kievではなく、Kyivとなる(「キエフ風カツレツ」は例外)」と書き込んだ。

ウォーカー記者はまた、ウクライナ南部の都市「オデーサ(オデッサ)」もOdessaから(sが1つの)Odesaに将来変わる可能性についても言及した。

これまでの報道にあるように、昨年、ウクライナ外務省は、外国の主要マスメディアに対して、ソーシャルメディアなどで、ウクライナの首都名をKievではなくKyivと表記するよう勧告するオンライン・キャンペーン「#CorrectUA」を展開していた。

これまでにも、ポーランドのワルシャワ空港イギリスのルートン空港でKyivが使われるようになったと報告されている。