コンスタンティノープル総主教庁聖会議参加の全府主教、ウクライナ正教会独立文書に署名

1月9日、イスタンブルにて、コンスタンティノープル全地総主教庁聖会議を構成する府主教全員が、ウクライナ正教会の独立に関するトモス(公布文書)に署名した。

ウクルインフォルムがコンスタンティノープル総主教庁広報室から確認した。

同広報室は、「本日朝、全地総主教庁聖会議会合の際に、会議構成員が統一ウクライナ正教会の独立に関するトモスに署名した」と伝えた。

ウクルインフォルムが報じたように、1月5日、ヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル全地総主教がこのトモスに署名。6日には、聖ゲオルギオス大聖堂にて、全地総主教からエピファニー・ウクライナ正教会首座主教(キーウ(キエフ)と全ウクライナ府主教)にトモスが授与された。また、その際、コンスタンティノープル全地総主教とウクライナ正教会首座主教による共同聖体礼儀も行われた。

ウクライナでは、翌7日、キーウでのソフィア大聖堂に聖体礼儀の際にこのトモスが公開された。