ソフィア大聖堂にて、クリスマスの聖体礼儀が開催

1月7日、キーウ(キエフ)のソフィア大聖堂にて、クリスマスの聖体礼儀が行われ、その際、ウクライナ正教会独立のトモス(交付文書)が公開された。

聖体礼儀には、ポロシェンコ大統領家族も参加した。

エピファニー・ウクライナ正教会首座主教(キーウと全ウクライナ府主教)が聖体礼儀と領聖(りょうせい)を行った。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

聖体礼儀では、6日にヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル全地総主教がウクライナ正教会に授与したトモスが公開された。

クリスマスの聖体礼儀の間は、ソフィア大聖堂の敷地への入域が制限され、入口前には一時行列ができていた。また、大聖堂前のソフィア広場には、大型モニターが設置され、聖体礼儀の様子を見ることができるようになっていた。

これまでの報道では、1月5日、ヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル全地総主教が、このウクライナ正教会に独立を与えるトモスに署名をしていた。このトモスには、コンスタンティノープル全地総主教庁は、ウクライナにおいて、自らの宗教上の子の立場となる独立教会を設立することが宣言されていた。1月6日、ヴァルソロメオス全地総主教から、エピファニー・ウクライナ正教会首座主教にこのトモスが授与された。