ヴィンニツャ市、顕栄大聖堂の信者、統一されたウクライナ正教会を受け入れる

ヴィンニツャ市では、ウクライナ正教会モスクワ聖庁の顕栄大聖堂の信者がヴィンニツャ・バル府主教区のシメオン府主教の決定を支持し、統一されたウクライナ正教会の管轄下に移行した。

17日、同府主教区の広報を率いるウラディスラウ・デムチェンコ長輔祭がウクルインフォルムに伝えた。

デムチェンコ長輔祭は、「昨日、シメオン府主教は、信者に対して、ウクライナ正教会へと移行するという自らの決定を発表されました。聖体礼儀が終わった後、彼は、信者に対して、彼らの決定を支持するかどうか尋ねました。市民と信者は、彼を支持しました」と伝えた。

そして、今のところ、彼らがヴィンニツャ州のモスクワ聖庁で新設のウクライナ正教会に移行した最初の一団であるとのこと。

また、シメオン府主教は、引き続きヴィンニツャ・バル府主教であるが、ウクライナ正教会管轄下の府主教となる。

なお、デムチェンコ長輔祭は、ウクライナ正教会モスクワ聖庁内でのシメオン府主教の立場については、本日開かれているモスクワ聖庁臨時会議において「彼がヴィンニツャ府主教区の府主教の職から解任されることは明白でしょう。しかし、彼はもう別の教会機構にいるのです」と説明した。