ロシア側は戦場での「成功」を繰り返し主張しているが、それは存在しない=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、ロシアは戦場でのウクライナに対する「成功」を非常に頻繁に主張しているが、それらは現実には存在しないと指摘した。
ゼレンシキー大統領がフォックス・ニュースの番組出演時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「彼ら(編集注:ロシア人たち)が戦場で成功裏に作戦を実施したと話すのは、今回が初めてではない。2026年、彼らには成果はない。彼らは戦場で勝利していないのであり、そのために彼らは私たちの土地から私たちを押し出すためにあらゆる圧力を利用したがっている。これは公正ではない。そして、もちろん彼らは国(ウクライナ)に混乱を生み出すためにイラン製無人機や弾道ミサイルなどによる大規模攻撃を用いている。しかし、私たちは強いままである。確かに、人々は疲弊しているし、私たちはこの戦争をできるだけ迅速に終わらせたいと思っている。しかし、誰もただ単に自ら自分の大地や家を離れることはできないということは理解してほしい。私たちは、現在私たちが立っている場所、その場に留まることについて話している。外交の道へ移行しよう。トランプ大統領が提案した停戦に関する素晴らしいアイデアがあり、私はそれを支持している。私たちは現在立っている場所から始め、外交の道へ移行する必要があると思う。そうすれば、戦術レベルで、和平計画などに関する道を見出すこととなる。それが重要だ」と述べた。
加えて同氏は、ウクライナに対する安全の保証が非常に重要だと指摘した。同氏はその際、「将来いかなる侵略者にも侵略とともに戻ってくる機会を一切与えないような安全の保証を伴う平和だ。それが私たちの国民にとって重要なことだ」と発言した。
そして同氏は、和平合意に達した場合、ウクライナ最高会議(国会)は国内での国民投票の実施を支持すべきであり、その国民投票においてウクライナ国民がその合意を承認するか否かを決定することになると説明した。
同氏は同時に、「しかしその前に、私たちは当事者間で交渉を行わなければならない。交渉を行うことが重要だ。3者の道(編集注:3国首脳会談)が最良だ。リーダーシップのあるトランプ大統領、私、そしてロシアの首脳だ。欧州の人たちも一緒の方が良いが、最低限でもその3人だ。ロシア側から私たちに何らかの問いがあり、私たちからロシア側に問いがある場合、特に繊細な領土問題においての問いがある場合、そうだ(編集注:3者フォーマットが良い、の意)。私は常に、いかなる形式、いかなる問題であれ交渉に対して自身はオープンだと言ってきたが、私たちのいないところで私たちのことを話してはいけない」と強調した。