米露との交渉の最初の結果は9月末に出るかもしれない=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、ウクライナ、米国、ロシアの間の交渉の最初の結果は9月末に出るかもしれないと述べ、それは穀物輸出とエネルギーの問題における決定となり得るとの見方を示した。
ゼレンシキー大統領がカナダ訪問中の記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私は、ロシアの選挙期間中(編集注:ロシアにおける9月20日に投票が行われるいわゆる下院選)には真に強力な交渉は生じないと考えている。私たちはそれを理解しているが、9月末にニューヨークで米国のチームと会談する機会が生じる。この期間中は毎日私の顧問たちと安全保障担当顧問たちが米国のチームと連絡を取る」と述べた。
また同氏は、交渉の最初の結果は「9月末までに」生じる可能性があると指摘した。
同氏はさらに、今月末にはニューヨークでトランプ米大統領との会談が予定されていることを喚起した。
同氏はそして、「現在私たちは、エネルギーと食料安全保障に関する潜在的な成果について提起している。そして私は、私たちがその成果を得られると考えており、ニューヨークでのトランプ大統領との会談後には、もっとオープンに話せるだろうと思う。私たちがそれを実現する機会を見出せることを期待している」と発言した。
同時に同氏は、ウクライナの穀物の輸出の問題はウクライナとロシアのみならず、全世界の問題だと指摘した。その際同氏は、「私たちには過去数か月の間に話し合いがあった。エジプト、インド、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、米国との非常に重要な話し合いであり、皆が全世界のために、とにかく人々のために食料を封鎖することは大きな挑戦だと語っている。それは単にウクライナ人やロシア人にとっての挑戦ではなく、全世界にとっての挑戦なのだ。食料安全保障は非常に重要であり、そのために私たちには準備がある。私たちはどのような方法でこれが生じ得るかについて話し合い、私たちの意見を共有した。しかし、それはロシア人次第だ」と述べた。
そして同氏は、現在ロシアは「これらのテーマに関して柔軟ではない」と指摘しつつ、「強力な指導者たちは彼ら(ロシア)を正しい立場へと押し込むことができる」との期待を表明した。