プーチン氏に真剣な交渉への準備の兆候はない=メルツ独首相
ドイツのメルツ首相は9日、ロシア側はウクライナにおける戦争終結の対話に関する全ての提案やイニシアティブを拒絶しており、現在のところ戦争終結の可能性は小さいと指摘した。
メルツ独首相がベルリンにて行われたコスタ欧州理事会議長との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
メルツ氏は、「現在、私たちはロシア政府、ロシア大統領に戦争終結に関する真剣な交渉を開始する準備があるという兆候をほとんど目にしていない。私たちは過去数か月間、ドイツ政府も私個人もこの提案を行ってきた。私たちは利用可能な全ての手段を用いて外交的解決を促進することを希求している。しかし、ロシア政府がいかなる対話、交渉、外交的解決に対しても閉じられたままである限り、私は現在、それを達成する可能性は相対的に小さいと見ている」と発言した。
同氏は、しかし、ドイツやパートナー国が外交的解決を達成するための努力を緩めることはないとも述べた。その際同氏は、パートナー国がウクライナを支援しながら行っている全ては、戦争の継続ではなくその終結に向けられたものだと指摘し、それには、キーウへの支援と、現在利用可能な全ての外交的手段が含まれると補足した。
その他同氏は、欧州3国(編集注:独仏英)の国家安全保障担当首脳補佐官が土曜日にキーウを訪問したことを喚起し、3者はウクライナ政府、ウクライナ大統領、「2人の米国代表」との交渉に同席したことは偶然ではないと述べた。