ロシアアニメ「マーシャとくま」は、子供向けコンテンツを装って親露的ナラティブを拡散している=偽情報対策センター

ウクライナのコヴァレンコ偽情報対策センター所長は21日、ロシアのアニメシリーズ「マーシャとくま」は、子供向けコンテンツに偽装して親露ナラティブを拡散していると指摘した。

コヴァレンコ偽情報対策センター所長がウクライナが最近導入した新しい対露制裁についてテレグラム・チャンネルでコメントした

コヴァレンコ氏は、「『マーシャとくま』はロシアの文化プロパガンダ・プロジェクトであるが、多くの人が普通のアニメだと思っている。ユーモアは、意味を伝達する最良の手段の1つであるが、この作品の意味とは、世界で公開されている以上、様々な大陸の子供たちにロシアが自分にとって必要とするイメージを形成することにある。そしてそれは、成長し、政権を選び、自国の路線を形成していく子供たちをターゲットにしている。子供たちとの活動が、ロシアの嘘マシンの基盤だ」と強調した。

同氏はまた、これらの制裁が導入されるよう長期間にわたり取り組んできたとし、ようやくそれが実現したと指摘した。

そして同氏は、「私たちのパートナー諸国、とりわけ英国は、このような措置を支持している。私たちはこの情報空間から作品を浄化していくつもりであり、それがグローバルな規模になることを望んでいる」と書き込んだ。

これに先立ち、ゼレンシキー宇大統領は20日、ロシアの軍需産業企業、グループ「ルサール」に属する会社、国家反逆者、政権高官、アニメシリーズ「マーシャとくま」の制作者や配給者に対する制裁に関する国家安全保障国防会議(NSDC)の決定を発効する大統領令に署名していた。