シビハ宇外相、プーチン氏の択捉島訪問を非難 ウクライナの対日連帯を表明
ウクライナのシビハ外相は13日、日本北部の被占領下択捉島へのプーチン氏による訪問を非難した上で、ウクライナの対日連帯を表明した。
シビハ氏がXアカウントにコメントを投稿した。
シビハ氏は、「どのような挑発的訪問であっても現実を変えることはできない。択捉島は、ロシアに占領された日本の北方領土の一部である」と述べた。また同氏は、プーチン氏の択捉島訪問は、ロシアが力の言語しか理解しないことの証明でもあるとの見方を示し、「ロシアの侵略的政権は、「建設的な歩み寄りを評価も尊重もせず、それに応えることもない」と強調した。
同氏はそして、「ウクライナの立場は揺るぎない。北方領土に対する日本の主権は、歴史的事実及び国際法に基づいている。(中略)ロシアはどこでも全く同じ帝国的脚本を使用している。ロシアは他国の領土を占領し、軍事化し、隣国を脅迫し、その上で世界に対して違法な事態を不可逆なものとして受け入れさせようと試みるのだ」と指摘した。
加えて同氏は、ウクライナはこのパターンを非常によく知っているとし、欧州であろうと太平洋地域であろうとそれは成功してはならないと強調した。
同氏はさらに、ウクライナは日本と連帯しており、日本の対ウクライナ支援を高く評価していると強調した。そして同氏は、パートナー諸国に対し、プーチン氏の挑発的訪問を明確に非難し、ロシアによる占領を当然かのようにするあらゆる試みを拒絶し、侵略者をさらに孤立させ、制裁圧力を高めるよう呼びかけた。
これに先立ち、2022年10月7日、ゼレンシキー大統領は、ウクライナは、現時点ではロシアの占領下にある北方領土を含めた、日本の主権と領土一体性への尊重を確認したと発言していた。また、ゼレンシキー氏は同日付で大統領令第692/2022『日本の北方領土問題』に署名し、日本の北方領土を含む日本の領土一体性を認めていた。
さらに同日、ウクライナ最高会議(国会)は、北方領土問題において日本の立場への支持を表明した上で、国際社会に対して、北方領土の地位問題の解決を支持するよう呼びかける決議を採択していた。
これを受け、同年10月24日、日本の岸田当時首相は、ウクライナを含め多くの国々から北方領土問題に関する日本の立場について理解や支持が得られることは、「有意義なことだと考えている」と発言している。