ロシアは前線の複数方面で主導権を失った=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、ロシアは戦場の複数方面で主導権を失ったと発言した。
ゼレンシキー大統領がオンライン会議「ロイター・ネクスト」への参加の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、前線の情勢はウクライナに有利な方向へと変化していると発言した。同氏はその際、「情勢は本当に変化していると考えている。戦場では、私がすでに述べたように、ロシアは複数の方面で主導権を失った。彼らは私たちを攻撃していた。彼らは12の方面で攻勢を行っていた。私たちはそれを見ていた。そして彼らは、それらの方面のほぼ全てで主導権を失い、彼らのところに(編集注:主導権が)まだ残っているのは2、3の方面だけだ」と述べた。
同時に同氏は、ロシア軍は引き続き大きなリソースを有していると指摘し、「彼らには依然として多くの、つまり膨大な数の兵士、膨大な数のあらゆる物がある。しかし、彼らはそこで減速したのだ。そして他の方向では、彼らは本当に主導権を失った。私たちがそれを奪ったのだ」と強調した。
さらに同氏は、複数の前線地点でウクライナの戦力が成果を出していると指摘した。同氏は、「2、3の方面で、現在私たちは以前より成功している。例えば、今月私たちはある方面で100キロメートル(編集注:おそらく平方キロメートル)解放した」と述べた。
同氏はその他、防衛産業の発展につき、ウクライナは無人機の生産を拡大していると述べ、「私たちは現在、年内に約1000万機の無人機を生産する。しかし、私たちはその数を倍増し得る」と発言した。そして同氏は、それをウクライナと同国防衛産業にとっての「良いニュース」だと形容した。
また同氏は、対露制裁の効力とパートナー国の支援を肯定的に評価しつつ、同時に「制裁は機能し始めているが、十分ではない」と補足した。
写真:動画のスクリーンショット