ウクライナが勝利できるよう、支援は強化されるべき=サンドゥ・モルドバ大統領

モルドバのサンドゥ大統領は21日、パートナー諸国がウクライナへの支援を継続することへの期待を表明した。

サンドゥ大統領がプラハで開催される国際安全保障フォーラム、第21回「グローブセク」(GLOBSEC)の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

サンドゥ氏は、ウクライナに対して多大な謝意を表明し、ウクライナの国民及び首脳陣の勇敢さのおかげで、現在モルドバに平和があるのだと述べた。また同氏は、ウクライナが勝利し、自国領土を解放し、平和を取り戻すことができるよう、諸国がウクライナに提供する支援が継続され、強化されることへの期待を表明した。

同氏はさらに、現在ロシア首脳陣が戦争の終結に関心を持っていないことから、ロシアへの経済的圧力を強化する必要があると主張した。加えて同氏は、ウクライナへの支援はあらゆるフォーマットで継続されるべきで、それが地域に平和を取り戻す唯一の手段だと強調した。

その他、会場の出席者からの、EUへの加盟問題に関して、正式加盟までの中間段階としての「連携加盟(準加盟)」に関するドイツの提案についての質問に対し、サンドゥ氏は、モルドバはこのイニシアティブを把握していると言及した。同氏はその際、ウクライナに関する状況へのコメントは控えつつ、概して、それが正式な完全加盟の代替とならない場合に限り、段階的統合には反対していないと述べた。

同氏はその際、「現在、モルドバは完全加盟に向けたプロセスを進めており、私たちの目標は2030年までに準備を整えることである。私たちは段階について議論する用意はあるが、最終目標は完全加盟だ。私たちは、この提案がプロセスを遅らせたり、完全加盟の概念に取って代わったりしないことを期待している。(中略)モルドバは全ての章で交渉を開始する準備が明確にある。私たちはすでに一定の期間準備ができており、数週間以内に公式な決定を目にすることを期待している。EU統合は、長期的に民主主義として私たちが生き残るための戦略だ」と発言した。

同時に同氏は、モルドバは強靭性強化に取り組んでいるが、ロシアが近い将来に圧力を停止することはないため、小国が単独で長期間抵抗することは困難だと指摘した。また同氏は、EU拡大に関する決定は、ロシアではなくEUが下すべきだと指摘した。

同氏は加えて、モルドバはEU加盟国に対し、拡大への支持はEU自体の利益であり、大陸全体にさらなる安全をもたらすと説明していると述べた。

そして同氏は、「ロシアはモルドバを欧州に対して利用したがっている。ロシアの関心は私たちの国だけに限定されない。モルドバは素晴らしい国であるが、ロシアの目的、本当の標的は欧州である」と強調した。