ドイツとウクライナ、両国関係を戦略的パートナーシップに引き上げる共同宣言採択
ドイツとウクライナは14日、両国関係を戦略的パートナーシップの水準に引き上げる共同宣言を採択した。
ドイツのメルツ首相がベルリンで行われたウクライナのゼレンシキー大統領との共同記者会見の際に発表した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
メルツ氏は、「今日、私たちは20年以上前に行われたのが最後となっているドイツ・ウクライナ政府間協議のフォーマットを再開する。したがって、今日は本当に非常に重要な日だ。私たちはまた、共同宣言を採択した。その中には、私たちの協力は今日、これまで以上に効果的であり、私たちのパートナーシップはより強力で、私たちの友情と両社会の間の結び付きはかつてないほど深まっていると記されている。したがって、今日私たちが両国関係を戦略的パートナーシップの水準に引き上げるのは論理的なことだ」と述べた。
また同氏は、両国は「互いに学び合い、私たちの共通の未来に投資すること」を望んでいると述べた。
同氏はさらに、「私たちは、主権ある民主的なウクライナが、自由で安全かつ繁栄した欧州における強力なパートナーとなることを切望している。付け加えよう。世界において自らを守ることのできる団結した欧州において、である」と強調した。
関連してメルツ氏は、ドイツが過去数年、ウクライナに対して前例のない水準の支援を提供し、現在ウクライナにとって最も重要な二国間パートナーとなっていることを指摘した。
同氏はそして、「これは何よりも私たちの強力な軍事支援に表れている。今日、私たちは、特に防空、長射程兵器、無人機、榴弾砲及び弾薬の分野におけるさらなる包括的な支援策に合意した」と伝えた。
同氏は加えて、独宇協力のもう1つの優先課題は、デジタル化とイノベーションの分野に向けられていると述べ、「私たちはデジタル化の分野で緊密に協力し、また国家サービスの近代化にも注意を払っていく。この分野において、ウクライナは現在、既に世界の先進国に属している。私たちは経済・貿易に関する作業部会を設置し、ウクライナ復興に関する緊密な協力を継続する」と発言した。
その他同氏は、ドイツはエネルギー安全保障の分野においてもウクライナを積極的に支援し続けると伝えた。
同記者会見時、ゼレンシキー大統領は、ウクライナ・ドイツ政府間協議の再開を「重みのある政治的成果」と呼んだ。また同氏は、ウクライナとドイツの間には、いかなる課題に対しても迅速に対応するためのフォーマットとして、両国の国防相と外相による「2+2」フォーマットも機能していることを喚起した。
また同日、ウクライナ大統領府広報室は、ドイツ・ウクライナ間戦略パートナーシップ宣言を公開した。
さらに同日、ドイツとウクライナは、新兵器システム開発のためのデジタル戦闘データ交換に関する協定にも署名した。
写真:大統領府