ゼレンシキー宇大統領、プーチン氏が平和を望んでいないことを示す事例を列挙

ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシアの首脳プーチン氏が首脳会談を拒み、衝突ライン沿いへの外国軍駐留に反対し、ドンバス地方獲得の必要性を主張し続けていることが、彼が実際には平和を望んでいないことを示していると発言して。

ゼレンシキー大統領がポッドキャスト「ザ・レスト・イズ・ポリティクス」のインタビュー時の自らの発言をテレグラム・チャンネルに掲載した

ゼレンシキー氏は、「私は米国のパートナーたちに、以下の問いへの答えを聞けば、プーチンが平和を望んでいるかどうかが分かると伝えた。第一に、領土を議論するために首脳会談を調整してみると良い。プーチンは拒否した。第二に、もし彼が停戦後に侵略を再開するつもりがないのであれば、衝突ライン沿いへの米国及び欧州の軍の配置を提案してみることだ。プーチンの回答は『外国軍は一切だめだ』というものだった。なぜだろうか? それは、彼がさらに進軍することを望んでいることしか意味し得ないのだ」と述べた。

同氏は加えて、プーチン氏が平和を望んでいないことを示す3つ目の証拠として、ロシアによるドンバス地方奪取の必要性に関する同氏の主張を挙げた。

その際同氏は、「彼(編集注:プーチン氏)は約1700万平方キロメートルの領土を持っている。それなのに彼は米国人に対して『見てくれ、何が問題なんだ? たった6000平方キロメートルの話だ』と言っている。数百万平方キロメートルを所有し、その内の70%が低開発で適切なインフラもない者が、さらなる領土を求めているというのは、想像できるだろうか? 彼に必要なのが追加の5800平方キロメートルだけだと、本当に信じられるだろうか?」と強調した。

ゼレンシキー氏はその上で、ドンバス地方はウクライナにおける戦略的な場所だと指摘し、ロシアがこの地域の工業都市や要塞を手に入れてしまえば、その先には開けた平原と他の州都へと続く直線道路しか残らないと補足した。

そして同氏は、「つまり、私たちはなぜ彼がドンバスを欲しているのかを理解しているということである」と発言した。