9月までウクライナには強い政治的・軍事的圧力がかけられるだろう=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、今年の9月までウクライナに対しては強い政治的・軍事的圧力がかけられるだろうと予想した。

ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、ウクルインフォルムの記者の質問に答える形で、「もしロシアが緊張緩和の道を選ぶなら、三者会談が行われると思う。そして彼らは、それを4月、5月、あるいは6月に行おうとするだろう。それらが彼らにとって重要な月になると思う。そして、私たちにとっては、9月までが非常に困難になるだろうと思っている」と述べた。

また同氏は、交渉プロセスにおいて、米国は、現在の対話のためにそれ以上の時間を与えることはないとの見方を示した。

同氏はその際、「米国は夏の始まりとともに、さらに国内のプロセス、つまり選挙へと向かうことになる。そして、彼らにはある種の国内政治的な期限があると思う。およそ8月だ。つまり、この春から夏にかけての時間が、政治的、外交的にかなり難しいものになるということだ。ウクライナに対して圧力がかけられるかもしれない。そして戦場でも圧力はあるだろう。しかし、私たちはウクライナの国益が何であり、何が安全を保証できるかを理解している」と発言した。

さらに同氏は、この期間にロシアに対しても十分な圧力がかかることが重要だと指摘した。

同氏はそして、「例えば、パートナーたちは今年、全くもって前例のない、歴史的で画期的な、ある意味では『勝利』的なNATO首脳会談を開催することが可能だ(編集注:7月にトルコで開催予定)。しかし、それは彼ら次第のことであり、彼らが実際に何への準備があるのか、そして、誰か1人に対してではない、全員への脅威に対して、責任を持って向き合うのか否かにかかっていることだ」と発言した。