今のところ和平への意志はウクライナ側にしかない=パヴェル・チェコ大統領

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チェコのパヴェル大統領は16日、ウクライナは和平交渉への真の準備があることを示しているが、ロシア側には同様の意志の兆候が一切見られないとし、そのため、ウクライナへの支援とロシアへの圧力を強化する必要があると訴えた。

パヴェル大統領が、キーウ訪問時のゼレンシキー宇大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

パヴェル氏は、現在の困難な状況下にあるゼレンシキー大統領と全てのウクライナ国民に対し、皆が耐えられることを祈念した。

また同氏は、「ゼレンシキー大統領個人の努力が、近々、共同和平交渉における米国及び欧州の統一された立場に繋がること、そして、最終的にロシアを交渉の場につかせるための共同の圧力を生み出すことを可能にすると確信している。今のところ、私たちはその意志をウクライナ側にしか見ておらず、ロシア側には現時点でその兆候すらない」と指摘した。

同氏はそして、ウクライナへの支援を継続すると同時に、ロシアに対して経済的な圧力をかけ続ける必要があると訴えた。

加えて同氏は、「この紛争がこれからも続くことは想像できない。なぜなら、この紛争は壊滅的な結果をもたらしているだけでなく、膨大な量のリソースとエネルギーを必要としているからだ。そのリソースやエネルギーは、私たちが共に行いたいと願っている、復興や当たり前の生活といった、より良いことに充てることができるはずのものなのだ」と強調した。

なお、パヴェル・チェコ大統領は、15日にリヴィウを、16日にはキーウを訪問した。

16日、ゼレンシキー大統領とパヴェル大統領は、キーウ市内の露宇戦争での戦死者追悼碑にて献花を行った。

写真:大統領府