エルドアン土大統領、ロシア・ウクライナ戦争について「平和への道はまだ開かれていない」
トルコのエルドアン大統領は2日、同国は平和を支持しており、イランを巡る情勢激化の中で地域における即時停戦を主張し、その方向で積極的な外交努力を払っていると発言した。
エルドアン大統領が、公正発展党本部でのイフタルの際に発言した。TRTハベルが報じた。
エルドアン氏は、「私たちは平和の側にある。流血が止まり、涙が止まり、私たちの地域が長年求めてきた強固な平和がついに達成されることを欲している。(中略)私たちの優先課題は、停戦を達成し、対話への扉を開くことだ」と発言した。
また同氏は、トルコは対立を終わらせるために積極的な外交努力を継続しているとし、具体的に、米大統領、カタール首長、サウジアラビア皇太子、欧州委員会委員長、ドイツ首相、NATO事務総長といった国際指導者たちと一連の電話会談を行ったと述べた。
同氏はさらに、「これらの会談では、湾岸地域の兄弟たちへ哀悼を伝えた他、戦争を止めるために何ができるかを協議した。停戦が確立され、私たちの地域に平穏が戻るまで、あらゆるレベルでのコンタクトを活発化させていく」と述べた。
その他同氏は、トルコは戦略的な意味を持ち、現在国際的な議題となっている危機や紛争の大半が生じている、世界で最大級に複雑な地域に位置していると指摘した。そして、「適宜な介入がなければ、このプロセスは誰も耐えられないような著しい経済的・地政学的な不確実性を引き起こしかねない」と発言した。
同氏はさらに、ロシア・ウクライナ戦争を終結させるための努力に言及した際に、「平和への道はまだ開かれていない」と指摘した。
写真:トルコ大統領府(フェイスブック)