ウクライナの交渉団は作業を開始したばかり、評価は時期尚早=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、ブダーノウ氏の大統領府長官への任命とウクライナの交渉団への加入は、同国の交渉上の立場を強化することを目的としたものだと述べた。
ゼレンシキー大統領が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「第一に、作業を始めたばかりのチームに不満を持つのは不適切だと思う。したがって、全てはブダーノウ氏の加わる交渉団の結果次第だ。国家にどのような結果が必要かは承知の通りだ。私は、ウメロウ氏、ブダーノウ氏、アラハミヤ氏、各情報機関の代表者たちに期待しており、また、フナトウ氏やキスリツァ氏にも非常に期待している」と述べた。
そして同氏は、交渉団は政治及び軍事の両面で活動しており、またその有効性や作業への満足度については後日言及できるようになるだろうと述べた。
同氏はまた、ブダーノウ氏の任命に関してロシア側から何らかの具体的な反応は見られなかったとも伝えた。
さらに同氏は、「私は、ロシアと米国が戦争終結に関して別々のチャンネルで活動しないよう、交渉団を強化した。そのため、彼ら(編集注:ロシア側)が何らかの時点で接触していた人物を全員、大統領府に集めたのだ。全員が1つのチームとして活動することが私にとっては非常に重要だった。そして今日、私たちには1つのチームがある」と述べた。
同氏は加えて、ロシアは常に複数の交渉チャンネルを持ちたがるが、「私たちは彼らに、チームを分断させたり、それによってウクライナ社会を分断させたりすることはしない」と発言した。
そして同氏は、「(編集注:ブダーノウ氏の大統領府長官就任後の)大統領府の活動については、正常に機能しており、何の問題もない」と補足した。
同時に同氏は、経済担当の大統領府副長官のポストは現在のところ空席だと述べた。
これに先立ち、ゼレンシキー大統領は1月2日、キリロ・ブダーノウ氏を情報総局局長職から解任し、大統領府長官に任命していた。
写真:大統領府