安全保障とウクライナ支援が今週の主要議題=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は7日、今週は欧州首脳たちと協議を行うとし、主要議題は安全保障と防空や財政などのウクライナ支援だと発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「もう新しい外交の州を始めている。欧州首脳たちとの協議がある。何より安全保障問題、私たちの強靭性の支援、私たちの防衛のための支援パッケージだ。何より、ウクライナのための防空、長期財政だ。当然、私たちは、共通の視点や、協議における共通の立場についても話していく」と発言した。
同氏はその他、過去数日ウクライナの代表者たちが米大統領の代表者と充実した協議を行ったとし、現在ウメロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記とフナトウ参謀総長が欧州へと向かっているところだと述べた。そして同氏は、モスクワで米国代表者が話したこと、米国側がウクライナやロシアとの協議において修正する準備のあるニュアンスといったあらゆることについての詳細な情報を両名から受け取ることを期待していると発言した。同氏は加えて、「私たちは昨日、スティーヴ・ウィトコフ氏とジャレッド・クシュナー氏と話した。私は、1週間毎日24時間体制で私たちの作業する準備があることにつき感謝している。米国の代表者たちは、ウクライナの基本的立場を知っている。それは困難ながらも建設的な対話だった」と発言した。
同氏はさらに、「いくつかのことは、対面ででしか協議できない。ウメロウとフナトウが私に報告するし、私もまた欧州首脳たちと話していく。私たちには、ロンドンとブリュッセルにて予定された会合がある」と伝えた。
これに先立ち、マクロン仏大統領は、8日ロンドンにて、ウクライナ、フランス、英国、ドイツの首脳会合が開かれると発言していた。