ロシア、和平案につき米国との間で「譲歩に達さず」と表明

ロシア政権は、2日に米国代表者との間で行ったロシア・ウクライナ戦争終結に向けた和平計画についての協議につき、有益だったと形容しつつも、譲歩的な案には達さなかったと表明した。

BBCロシア語版が報じた

報道には、「プーチン大統領の補佐官で協議に参加したユーリー・ウシャコフ氏は、ウィトコフ氏とクシュナー氏とのやりとりを有益で建設的だったと形容した。同時に、彼の言葉では、双方はウクライナにおける解決へと遠ざかりも近づきもしなかったという」と書かれている。

ウシャコフ氏は、領土問題をはじめ「今のところ譲歩的な選択肢は見出されていない」と述べ、他方で、「米国側が作業したものが述べられた」と発言した。

これに先立ち、2日、ウィトコフ米大統領特使とトランプ氏の娘婿であるクシュナー氏が、ロシア・ウクライナ戦争の和平計画について協議するために、ロシアの首脳プーチン氏とクレムリンで会談していた。