ロシアに和平への準備の兆候は一切見られない=ピストリウス独国防相

ドイツのピストリウス国防相は、ウクライナの民間人に対するテロ攻撃などが示しているように、現時点でロシア側に和平への準備ができている兆候は一切見られないとの見解を示した。

ピストリウス独国防相がRNDとのインタビュー時に発言した

ピストリウス氏は、「ウクライナに関しては、米国大統領が和平交渉に動きをもたらしたことは認めなければならない。しかし、今のところロシアが真剣に和平を望んでいるという兆候は一切見られない」と述べた。

また同氏は、ロシアが前例のない烈度でウクライナへの爆撃を続けていると強調した。同氏はそして、「アブダビでの交渉中にもかかわらず、プーチンは今回の戦争でもほぼ例のないほどの形でウクライナを爆撃している。これはもはや軍事的な対立とは無関係だ。氷点下20度の冬の最中に、もっぱら民間人を標的にしたテロである」と強調した。

同氏は、ロシアのプーチン氏は、核心部分に話が及ぶと常に自身の最大限の要求を固持しており、いかなる問題においても妥協の用意を見せていないと指摘した。

同氏はその際、キーウへの攻撃を1週間休止するという合意についても、その点におけるロシア側の真摯さに強い疑念を表明した。同氏は、「もしプーチンがアブダビでの交渉に真剣に取り組んでいるのなら、要請されるまでもないはずなのだ。厳しい寒さを理由にキーウへの攻撃を停止するだけでなく、国全体でも停止し得ただろう。ロシア側がこの攻撃休止を少しでも真剣に捉えているかについては、私には強い疑念がある」と述べた。