高市日本首相はウクライナ支援継続を明言した=ウクライナ政権幹部
ウクライナのジョウクヴァ大統領府副長官は、24日に開催された「有志連合」首脳会合の際に、日本の高市早苗首相が初めて出席して、ウクライナに殺傷性兵器以外のあらゆる支援を提供する準備があることを表明したことを報告した。
ジョウクヴァ大統領府副長官がテレビ番組出演時に発言した。
ジョウクヴァ氏は、「有志連合(編集注:首脳会合)に新たに就任した日本の首相が出席した。同氏は、強力な演説をし、ウクライナへの今後の支援を明言した。当然ながら、私たちは、日本が殺傷性兵器を提供できないことは理解している。(中略)しかし、他のあらゆる支援を日本は提供する準備がある」と発言した。
またスターマー英首相が、長射程兵器を供与するよう呼びかけたことに関しての質問を受けると、ジョウクヴァ氏は、有志連合会合では本件も協議されたと伝えた。
その際同氏は、「いくつかの欧州の国が長射程兵器についてもう話しているのは確かだ。スターマー氏は自分の国のことについて話した。私たちはその他の国の能力についても話した。その点では協力が必要だ」と発言した。
同時に同氏は、ウクライナは自国産の長射程の無人機やミサイルを保有していると強調した。同氏はそして、「それら(編集注:自国産長射程兵器)がロシア連邦内の合法的目標に対してどれだけ効果的に機能しているかご存じだろう。しかし、欧州の国々やその他の国、どの国のことかはわかるだろう、それらの兵器と組み合わせれば、私たちは、さらに大きな成果を達成することが可能だろう」とし、ロシアの防衛企業などへの攻撃が行えるようになると発言した。
これに先立ち、日本の高市早苗首相は、24日開催のウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合に出席していた。