リトアニアはウクライナの領土一体性が回復するまで対露制裁を維持する=首相
写真
リトアニアのルギニエネ首相は6日、リトアニアはウクライナの領土一体性が回復され、戦争によって生じた損害が賠償されるまで、ロシアとベラルーシに対する制裁を解除しないと発言した。
キーウを訪問したルギニエネ・リトアニア首相がスヴィリデンコ宇首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ルギニエネ氏は、「ロシアと、その同盟国ベラルーシに対する私たちの制裁は、ウクライナの領土一体性が回復され、戦争により生じた損害が賠償されるまで効力を持ち続ける」と発言した。
また同氏は、対ウクライナ侵略に罪のある者は責任を追及されねばならないとし、そのためリトアニアは侵略犯罪を扱う特別法廷の設立、損害登録、ロシアの凍結資産をウクライナのために利用するという欧州委員会の提案を支持していると伝えた。
同首相はその上で、「最終的な目的はウクライナにもたらされた全ての損害の完全な賠償である」と強調した。
その他、ルギニエネ首相は、Xアカウントにて、キーウ訪問開始について報告した。
同氏は、「自由で不屈のウクライナ以外に、最初の外遊先の際に行きたいところはない。スヴィリデンコ氏と共にキーウの記憶の壁の前で、私は、自国を、私たちの共通の安全と共通の理想を守って亡くなったウクライナ人たちに敬意を払った」と書き込んだ。