ゼレンシキー氏、トランプ氏との二者会談時の主要な議題に言及
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、トランプ米大統領との二者会談の際の主要議題は、ウクライナの安全の保証と、捕虜や児童たちの返還だったと述べた。
ゼレンシキー大統領がホワイトハウスでのトランプ大統領と欧州首脳の参加する拡大会談の冒頭で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちは機微な問題を話し合った。その第一が安全の保証だ。ここにいる全ての首脳は、ウクライナの安全保障が米国とあなた方、私たちと共に、私たちの心の中にいるリーダーたちにかかっていることを理解している」と述べた。
また同氏は、米国が「安全を保証する準備があるという強いシグナルを送った」ことが非常に重要だと指摘した。
その他同氏は、双方は「全員対全員」のフォーマットでの被拘束者の交換についても話したと述べた。「人道分野だ。全ての被拘束者を交換することが非常に重要だ。(トランプ)大統領は助けてくれると思う」と述べた。また同氏は、この話は軍人だけでなく民間人も関係するとし、「ジャーナリストや多くの人々だ。私たちは彼らを帰還させなければならない」と訴えた。
さらに同氏は、ウクライナの子供たちの帰還におけるメラニア米大統領夫人の関与に特に感謝を表明した。同氏はその際、これは子供たちを家族のもとに帰す上で、本当に歴史的な役割を果たし得ると指摘した。
同氏は加えて、領土問題を含む全ての機微な問題は、ウクライナ、米国、ロシアの三者首脳会談で議論されるだろうと強調した。そして同氏は、「トランプ大統領は、そのような会談を組織しようと試みるだろう」と述べた。
また同氏は、二者会談では前線の状況についても話し合われたと伝えた。