「侵攻間の休止ではなく永続的な平和達成が必要」=ゼレンシキー氏、欧米首脳との電話会談を報告
ウクライナのゼレンシキー大統領は、米露首脳会談語のトランプ米大統領と欧州首脳と電話会談を行った。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「今日、トランプ大統領との対話後、欧州の首脳たちとさらに追加で立場を調整した。立場は明らかだ。ロシアの侵攻と侵攻の間のさらにもう1つの一時停止ではなく、永続する真の平和を達成しなければならない。できるだけ迅速に殺戮を止め、戦場だけでなく、空や私たちの港湾インフラに対する攻撃をできるだけ早く止めなければならない。拘束されている全てのウクライナ人捕虜や民間人を解放し、ロシアに連れ去られた子どもたちを取り戻さねばならない。何千人もの私たちの人々が今も拘束されており、彼ら全てを故郷に帰す必要がある。侵略と占領が続く限り、ロシアへの圧力を維持しなければならない」と書き込んだ。
同氏はまた、トランプ氏との対話では、もし三者会談が実現しない場合や、ロシアが正直な戦争終結を回避する場合には、対露制裁を強化しなければならないと述べたと伝えた。さらに同氏は、「制裁は効果的な手段だ。欧州と米国の参加を得て、安全を確実かつ長期的に保証しなければならない。ウクライナにとって重要な問題は全て、ウクライナの参加を得て協議されるべきであり、領土問題を含むいかなる問題もウクライナ抜きで解決されるべきではない」と指摘した。
彼はまた、パートナーの支援に感謝を述べ、「本日、欧州首脳による私たちの立場を強める重要な声明が発出された。欧州の人々、米国人、国際関係にて平和と安寧を求める世界の全ての人と一緒にさらに作業している」と伝えた。
写真:大統領府