トランプ米大統領、プーチン氏と「領土交換」につき「おおむね」合意したと発言
米国のトランプ大統領は、アラスカでの米露首脳会談後、ロシア・ウクライナ戦争は「領土の交換」と、米国からの何らかの安全保障によって終結するだろうという点で同意したと発言した。
トランプ大統領がフォックスニュースとのインタビュー時に発言した。CNNが報じた。
記者から、ロシアがこれまで獲得していなかった土地をロシアに与える領土の譲歩と、ウクライナへの潜在的な米国の安全保障について尋ねられると、トランプ氏は、それがプーチン氏との合意点だと返答した。
その際同氏は、「それは私たちが協議したことであり、私たちがおおむね合意した点だと思う」と語った。さらに同氏は、「実際、私たちは多くの点で合意していると思う。言えることは、会談は温かいものだったということだ」とも述べた。
同氏はそして、プーチン氏を「強い男」であり「とてつもなくタフだ」と評し、同時に会談は肯定的だったと述べた。
加えて同氏は、「我々は終結にかなり近いと思う。そして、ウクライナがこれに同意しなければならない」と主張した。
同時に、BBCは、トランプ氏は、ウクライナが合意に同意しなければいけないとしつつ、「もしかしたら、彼らはノーと言うかもしれない」とも発言したと伝えている。
写真:ホワイトハウス