トランプ米大統領、アラスカ米露首脳会談の直後にゼレンシキー・プーチン会談開催を望むと発言

米国のトランプ大統領は13日、アラスカでの米露首脳会談のほぼ直後に、ゼレンシキー宇大統領とプーチン氏の会談の開催を主導すると発言した。

トランプ大統領がワシントンのケネディ・センターでのスピーチの際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

トランプ氏は、「私たちは、言うなれば、2回目の会合を行うつもりだ。1回目がうまくいけば、私たちはすぐに2回目を行う。私は、それをほぼ直後に行いたい」と発言した。

その際同氏は、「2回目」とは、「もし彼らが望むなら」自身も参加する形での、ゼレンシキー氏とプーチン氏の参加するものを念頭に置いていると説明した。

さらに同氏は、アラスカでの会談は「私たちが今どこにいるか明らかにする」ためのものであり、それに続く会合は「もしかしたら全てがうまくいく」ものになると述べた。

同氏は加えて、2回目会合が開催される可能性は「高い」と述べ、それは「1回目より生産的なもの」になるかもしれないと発言した。

その際同氏は、「いくつかの大きなことは1回目会合で達成できるかもしれないし、それは非常に会合になるだろうが、しかし、それは2回目のための土壌を準備するものだ」と指摘した。

同時に同氏は、自身が聞きたい回答を得られず、2回目会合の開催が不適切だと感じた場合には、それは開かれない可能性もあると述べた。

また同氏は、同日行われた欧州首脳とゼレンシキー大統領とのオンライン会合について「かなり友好的だった」と形容した。