ゼレンシキー宇大統領、フォンデアライエン欧州委員会委員長とトランプ米大統領とのやりとりにつき協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は7日、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員会委員長と電話会談を行い、前日のトランプ米大統領とのやりとりと現在の外交的機会について協議を行った。
ゼレンシキー大統領がXアカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「フォンデアライエン欧州委員会委員長と話した。支持につきとても感謝している。私は、トランプ大統領とのやりとりや、現在の外交的機会について伝えた。ウクライナは、この戦争の真の、そして公正な終結を希求しており、私たちにとって、自由な欧州全体がこの道のりにおいて私たちと共にあるということが重要だ」と書き込んだ。
また同氏は、団結した欧州がウクライナに関するあらゆるプロセスに参加しなければならないという明確なビジョンにつき、フォンデアライエン氏に謝意を伝えた。
同氏はそして、「私たちはもう(編集注:ウクライナのEU)加盟に関する交渉の中にあり、ウクライナはEUの一部となるのだ」と指摘した。
フォンデアライエン欧州委員会委員長も、同電話会談につき、Xアカウントで報告した。
同氏はまた、「私はゼレンシキー大統領と過去数日の出来事について話した。私たちは、交渉を通じた和平協定締結の道における今後の歩みや、ウクライナのEUへの将来の加盟、そして同国の復興について協議した」と伝えた。
そして同氏は、EUの立場は明確だとし、「私たちはウクライナを完全に支えている。私たちは、公正かつ永続的な平和を保証する上での積極的な役割を担っていく」と強調した。