ゼレンシキー宇大統領、ロシアとの交渉の代表団の構成を決定 ウメロウ安保議長が団長
ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、翌23日に開かれる予定のロシアとの交渉を行う、ウクライナ側代表団を編成するよう指示を出した。今回もウメロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記が団長を務めるという。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、同日の関連会合のまとめとして、「私は、ロシア側との交渉のための代表団の編成を指示した。ルステム・ウメロウが代表団を率い、代表団にはウクライナの情報機関、外務省、大統領府の代表者が入る」と伝えた。
また同氏は、同会合では、前回のイスタンブルでのロシアとの会合の際の合意の履行状況と次の会合に間する合意についてウメロウ氏が報告したと報告した。同氏はその際、「ウクライナは拘束される私たちの人々を解放し、連れ去られた児童を取り戻し、さらには殺人を止め、この戦争の真の終結のための首脳会談を準備するために最大限生産的に活動する準備がある」と書き込んだ。
さらに同氏は、「私たちの立場は最大限透明だ。ウクライナは決してこの戦争を望まなかったし、ロシアこそが自らが始めた戦争を終わらせなければならない」と強調した。
これに先立ち、ゼレンシキー氏は、ロシアとの次期会合はトルコで水曜日(23日)に予定されていると述べていた。