マクロン仏大統領、露宇戦争と中東の戦争におけるオリンピック休戦を提案

フランスのマクロン大統領は15日、パリ五輪の開催期間中、ロシアの対ウクライナ侵略戦争とイスラエルとハマスの間の戦争で「オリンピック休戦」が実施されることへの期待を表明した。さらに、この実現には、中国の習国家主席をはじめ、多くのパートナー国を関与させる計画だという。

マクロン氏は、「私たちは、『オリンピック休戦』の方向で活動したいと思っており、これは私たちの多くのパートナーを関与させることを試みる機会だと思っている」と発言した。

また同氏は、数週間以内にパリを訪問する中国の習近平国家主席の助けも求めるつもりだという。同氏は、「2022年にも中国が開催した冬季五輪の際、彼(習国家主席)には同様の課題があった」と発言した。

さらに同氏は、オリンピックは「外交的平和の瞬間」だと形容した。

なお、今年のパリ五輪は7月26日から8月11日にかけて開催される。ロシアとベラルーシの選手は、無国旗の個人資格の選手として参加する。