ウクライナ外務省、91名の自国民のスーダンからの退避を報告

ウクライナ外務省のニコレンコ報道官は26日、武力衝突の続くスーダンから91人のウクライナ国民がすでに避難したと報告した。

ニコレンコ外務報道官がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

ニコレンコ氏は、「ウクライナ外務省は他省庁と協力して、スーダンの戦闘発生圏にいるウクライナ国民の救出ミッションを続けている。4月24日から26日にかけて、外交官は3つの国民のグループを退避させた」と伝えた。

同氏はまた、1つめのグループは、ウクライナ国民83名とウクライナ国民と親族関係にあるスーダン国民4名、さらにジョージア、ペルー、カナダ、セントクリストファー・ネイビスの国民計51名だと伝えた。また、その内64名のウクライナ国民はウクライナへの帰国を望んだとし、本日、ポーランドへ向かい、その後ウクライナへと移動することが見込まれているという。

2つ目のグループは、ウクライナ国民5名であり、自動車でエジプトへ移送することができたという。ニコレンコ氏は、「現在彼らは安全なところにいる」と伝えた。

3つ目のグループは、3人のウクライナ国民からなり、ドイツ政府との調整で退避ミッションを行ったと報告された。

同氏は、これによりこれまで合計91名のウクライナ国民をスーダンから退避させたと伝えた。