協議でロシアとウクライナを同じレベルに据えてはいけない=米国務省

米国務省のパテル副報道官は21日、侵略者と侵略犠牲者を同じレベルに据えることは無責任であり、ウクライナにおける平和確立の協議はいかなるものであれウクライナ側が定める条件で行われなければならないと発言した。

パテル副報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

パテル氏は、和平協議の展望に関する文脈で、「その2か国、ロシアとウクライナを同じレベルに据えることは無責任だ。片や他方の国境を消し去りたがっている国で、片や自らの命を守ろうとしている国である」とコメントした。同氏はまた、両国は全くもって異なる状況下にあると指摘した。

同時に同氏は、ゼレンシキー宇大統領が最終的には協議による解決で全ては終わると発言していたことを喚起した上で、「しかし、それ(協議)はウクライナの条件でなければならない」と強調した。