ゼレンシキー宇大統領、被拘束者解放にコメント「100の家族が復活祭の前に喜びを得た」

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ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、ロシアとの間で実施された被拘束者交換により、100名のウクライナ軍人捕虜が解放できたことにつき、100の家族が復活祭(イースター)の前に真の喜びを得たとコメントした。

ゼレンシキー大統領がロシアの全面侵攻411日目となる同日夜の動画メッセージの際に発言した

ゼレンシキー氏は、「今日は、私たちの交換に携わっているチームから良いニュースがある。さらに100人の防衛者を家へ帰らせることができたのだ。男性80人、女性20人だ。それは、軍人、国境警備隊隊員、海軍の戦士、国境警備隊隊員だ。また、その中には、アゾフスタリの防衛者もいる。復活祭の前に100の家族が真の喜びを得たのだ」と発言した。

同氏はまた、ロシアに拘束される人々の解放に向けた作業は今後も続いていくとし、同作業に関わっている人々に謝意を伝えた。

また、同日、ウクライナの捕虜扱い問題調整本部と保安庁(SBU)は、ソーシャル・メディアにて、同捕虜の帰還の場面を映す動画を公開した。

これに先立ち、ウクライナのイェルマーク大統領府長官は10日、ロシアとの間で大型の被拘束者交換を実施し、100人のウクライナ国民を帰還させたと発表していた

なお、ウクライナでは、2023年は4月16日に復活祭が祝われる。

写真:捕虜扱い問題調整本部