モルドバ外務省、露外務報道官による「モルドバは自国を破壊する路線をとっている」との発言を否定

モルドバ外務・欧州統合省は14日、ザハロヴァ露外務報道官によるモルドバ現政権が「自国を破壊する路線をとっている」などという発言を無根拠であると非難した。

モルドバ外務・欧州統合省がフェイスブック・アカウントにコメントを掲載した

モルドバ外務省は、「私たちは、ロシア外務省公式代表者が本日新たに行った虚偽かつ無根拠なコメントを断固として非難する。私たちの政府は、国民からモルドバ共和国の平和、安全、民主主義を維持する堅固なマンデートを有している」と表明した。

さらにコメントには、モルドバ政府は自国民の利益のために働いており、欧州的で強固で繁栄し、全ての住民のためのモルドバを建設する不可逆的義務を有していると書かれている。

なお、モルドバのニュースサイト「ニュースメーカー」によれば、同日、ロシアのザハロヴァ報道官が、「西側はロシアの周りに不安定な周辺地域を必要としている」ことから、モルドバ政権は「自国を破壊する路線をとっている」などと発言していた

また、15日、ソコラン駐日モルドバ大使は、ツイッター・アカウントにて、モルドバは現在ロシアのハイブリッド戦争により脅かされている、とコメントしている。