ゼレンシキー宇大統領、イフタルに出席 イスラム教徒の軍人らに勲章授与

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ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、ウクライナのイスラム教徒コミュニティ及びクリミア・タタール人たちが侵略戦争下でラマダンを迎えるのは既に13回目であると指摘し、来年のラマダンが平和のうちに迎えられるよう祈念した。

ゼレンシキー大統領がラマダン期間中の日没後の食事「イフタル」の席で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、一時被占領下にあるクリミアを含む全ての土地をウクライナは忘れていないと述べ、「ウクライナのイスラム教徒コミュニティ及びクリミア・タタール人たちが、ロシアの侵略、ロシアの攻撃という困難な条件下でラマダンを迎えるのは、既に13回目となる。私たちは、来年のラマダンが平和のうちに祝われることを強く望んでいる」と発言した。

また同氏は、ウクライナは自国民、特に拘束されている人々を見捨てないとし、彼らは現在最も過酷な状況にあると強調した。

同氏はそして、「私たちは全ての私たちの領土、ウクライナの全てのコミュニティ、私たちの東部、ドンバス、私たちのクリミアのことを覚えている。そして、私たちはあらゆるウクライナのものをロシアに贈呈するつもりはない。それが私たちの原則的立場だ。ウクライナの誰か1人の立場ではなく、単に国家の立場というだけでもなく、実際に何百万もの人々の立場である」と述べた。

その他同氏は、現在中東で戦闘が続いていることについても言及した。同氏はその際、「イランの体制が勝利しないことを私たちは願っている。なぜなら、それは反人間的な体制だからだ。その体制は、実質的に地域全体に戦争を拡散させている。人々や国々が自らを守り抜き、そこでの戦争が長引かないことが重要だ。ここウクライナでの命の保護と、私たちの防衛を真に助けてくれている国1つ1つに感謝する」と述べた上で、イランとロシアの体制が親密なのは偶然ではなく、人間を尊重しないという点で結ばれていると指摘した。

同氏は加えて、「欧州及び世界の私たち全員が、正にあのような体制に対する防衛において結果を出さなければならない。命が勝利するために、私たちは結果を出せねばならないのだ」と指摘した。

また同氏は、ウクライナ軍及び国家警察に勤務するイスラム教徒の軍人たちに対して勲章やメダルを授与した。