モルドバ警察、露がコントロールする工作員ネットワークを摘発=報道

モルドバ警察は、ロシアにコントロールされており、モルドバの親欧州政府の弱体化を試みていた工作員ネットワークを摘発した。

12日、独シュピーゲルが報じた

チェルナウタヌ警察長官は、土曜日の夜の捜査の後、25名の容疑者に尋問を行い、7名を逮捕したと発言した。

チェルナウタヌ氏はまた、今回摘発されたグループは「非常に特殊な課題を有してロシアからやってきた」人々で構成されていたと説明した。モルドバ情報機関は、密かに同ネットワークを調査し、10時間にわたる音声と動画の記録を行うことができたという。モルドバ当局は、モルドバ領内で「デモを通じて」計画されていた「ロシア情報機関による不安定化行為」についての情報を得てから行動を起こしたのだという。

なお、親露オリガルヒ(大富豪)であり、政党創設者であるショール氏は、反政府集会へ参加させるために金を支払ったとして非難されている。また、カービー米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)戦略広報調整官は、ロシアはモルドバ政府を弱体化させ、同政府に対する反乱を扇動したがっていると発言していた。