ウクライナの医療機関では4000台の発電機が稼働=ウクライナ保健相

ウクライナのリャシュコ保健相は、同国の医療機関ではすでに約4000台の発電機が稼働しており、主要な病院が絶え間なく活動できるようになっていると発言した。

リャシュコ保健相がウクルインフォルムへのインタビュー時に発言した(リンク先はウクライナ語)。

リャシュコ氏は、「現在保健システムにはすでに4000台の発電機が稼働しており、中には強力な発電機も多くある。保健省は、約600の発電機を提供したし、また世銀のクレジットによるさらに1100台の発電機の購入も終了した」と発言した。

同氏はまた、発電機は様々な資金源で購入しているとし、地方予算、医療機関自体、保健省、国際パートナー、慈善団体からの資金が使われていると説明した。

さらに同氏は、これだけの発電機があれば、主要な病院の活動を中断させることなく稼働させるのには足りると発言した。

同時に同氏は、外来患者用病院や救急医療施設も多く、これらの施設のためにも電力供給が必要となっているとし、「そのため私たちは、このプロセスを続けており、完全停電が生じた場合、各医療施設、救急医療施設、一次医療センターに代替電源が提供できると確信するまで作業したい」と発言した。

その他同氏は、ウクライナの医療機関では、1100台のスターリンクが稼働していると伝えた。