米ホワイトハウス、ドイツのウクライナに対する戦車提供条件にコメント

米国は、ロシア侵略に抵抗するウクライナへとどのような支援を提供するかは、個々の国の主権的決定だとみなしていると発表した。

18日、ジャン=ピエール米ホワイトハウス報道官が記者会見時に、ドイツ政府によるウクライナへのレオパルド2提供に関する立場に関するコメントを求められた際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ジャン=ピエール氏は、「他国に関して言えば、(バイデン)大統領は、個々の国が安全保障分野においてどのような支援行動が取れるか、彼らがどのような装備をウクライナに提供できるかというのは、個々の国が主権的に決定できるものであり、そうでなければならないと考えている」と伝えた。

同時に同氏は、ドイツが最近ウクライナに対して歩兵戦闘車と防空システム「パトリオット」を提供すると発表したことを歓迎した。さらに同氏は、英国によるウクライナへの主力戦車「チャレンジャー2」の提供決定も賞賛した。

そして同氏は、「私たちは、全世界のウクライナ支援での信じられない連帯を目にした」と強調した。

これに先立ち、ドイツの報道機関は、ショルツ独首相は、米国がウクライナに米国製主力戦車「エイブラムス」を提供する場合に、独製主力戦車「レオパルド2」の提供に同意するだろうと報じていた。