「戦争犯罪が無罰であってはならない」=日本、国連安保理でウクライナ支持確認

13日、国連安全保障理事会でのウクライナ情勢を巡る緊急会合にて、日本の石兼国連大使は、ロシアの侵略に対して最も断固とした非難を行っていると伝え、またウクライナの主権と領土一体性の保護への支援を続けることを認めた。

ウクルインフォルムのニューヨーク特派員が伝えた。

石兼大使は、「私たちは、必要な限り堅固にウクライナとともにあり続ける」と明言した。

さらに同氏は、日本はロシアの対ウクライナ侵略に対して最も断固とした非難を行っていると述べ、同侵略は本来「国際的平和・安全を維持する上で大きな責任を負うべきはずの」国連安保理常任理事国による国際法と国連憲章の著しい違反だと強調した。

また同氏は、日本はロシアによるウクライナの民間インフラと町々への砲撃を非難していると述べた。同氏は、「ウクライナの子供を含む無辜(むこ)の民間人が新年のお祝いの際にまで攻撃を受けている」とし、ロシアに対して「民間人への攻撃は戦争犯罪である」ことを喚起した。

加えて同氏は、戦争犯罪や、性的暴力を含むその他の蛮行が無罰であってはならないとし、「国際社会は、国際法に従って、罪人の責任を追求せねばならない」と強調した。

その他同氏は、日本はイランからロシアへの無人機提供を強く非難した上で、国連事務局によるロシア軍がウクライナに対してイラン製無人機を使用している可能性に関する捜査の努力を支持すると発言した。

なお、日本は今年1月、国連安全保障理事会の議長を担っている。