ポーランド首相、ウクライナへの戦車提供の決定につき「これは象徴的数量だが、他の国からの貢献を求めていく」

ポーランドのドゥダ大統領は11日、同国政府がウクライナに提供を決定した主力戦車は「象徴的な数量」だとしつつ、同時にポーランドは、他の国が同国に続いて決定を採択するように求めていくと発言した。

ラジオ・リバティが報じた

ドゥダ氏は、「私たちは、より大きな戦車部隊が編成できるようにすべく、国際条理にて、戦車の形での貢献を行う複数国々によってその連合が創設されるよう求めていく。中隊は、小さな部隊だ。それは『象徴的』とすら呼べるものだが、しかし、そのような中隊の数が多くなれば、旅団的戦闘群ないしは、実質的にウクライナ防衛にて大きな軍事的意味を持つより大きな軍事集団が編成されるだろう。それが私たちが実現したいと思っていることだ」と発言した。

同氏はまた、北大西洋条約機構(NATO)基準の兵器を装備した部隊は「ロシアの対ウクライナ侵略にとっての真剣な遮断、鉄の壁を作り出すことができる」との期待を示した。

これに先立ち、11日、ポーランドのドゥダ大統領は、リヴィウ訪問時に、ポーランドは、国際的な連合が設置されて、その一環で要件が満たされたら、ウクライナへと独製主力戦車「レオパルド2」を提供すると発言していた。また同日、英国政府は、初めてウクライナへの主力戦車提供の意向を認めていた