「プーチンとルカシェンコが何について同意しようが、ウクライナは準備ができている」=クレーバ宇外相

ウクライナのクレーバ外相は20日、現在ある情報によれば、プーチン露大統領とルカシェンコ自称ベラルーシ大統領の19日の会談では何も重要な決定は下されなかったとしつつ、同時に、たとえ彼らが何に同意しようが、ウクライナは準備ができているとも発言した。

クレーバ宇外相がオンライン記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ氏は、「プーチンとルカシェンコの会談は、彼らの新たなダンスである。私たちが現時点で有している情報によれば、その会談では、何らかの重要な決定は採択されていない」と発言した。

同氏はまた、プーチン氏はルカシェンコ氏がロシア軍の活動を最大限支えるよう説得し続けていると伝えた。

さらに同氏は、現時点では、実質的にベラルーシの軍事インフラの一定程度がロシアの支配下に入っており、ベラルーシ軍はそのプロセスに影響力を及ぼせなくなっていると言えると発言した。

同時に同氏は、「しかし、その会談では、少なくとも私たちが現時点で把握していることからすれば、劇的なことは何も起きていない。私たちの知る限り、プーチンとルカシェンコのさらなる会談がもうすぐ開かれることが予定されている。何が起きようが、私たちは、もう訓練し、鍛え上げられており、重要な経験を積んでいるのであり、私たちはどのようなシナリオに対しても準備ができている。彼らが何に合意しようが、ウクライナは準備ができている」と発言した。