ゼレンシキー宇大統領、ロシア拘束から解放された軍人を褒賞

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ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、ロシアの拘束から解放された軍人たちと面会し、褒賞を授与した。

ウクライナ大統領府広報室が公表した

ゼレンシキー氏は、「今日、私たちは、ウクライナの不屈の精神を体現する人々を讃える。私たちの偉大な国の顔となる人々だ」と発言した。

同氏はまた、解放された軍人たちと会えるのを嬉しく思うと述べ、ロシア連邦の全面的侵攻の期間、すでに1331人のウクライナ軍人をロシアの拘束から解放できたと伝えた。

加えて同氏は、「軍人に民間人。私たちの(陸)軍、海軍の戦士、国家警護隊員、警察官、国境警備隊員、領土防衛部隊軍人、医療従事者、救助隊員、ボランティアたち。あらゆる州の出身者たち。北部、東部、南部、ズミーニー島、マリウポリ、アゾフスタリの戦いをくぐり抜けてきた人たち。キーウとハルキウの防衛、ヘルソン州の防衛。私たちのザポリッジャの防衛を経験した人たち。様々な名を持つ人々、様々な個の物語を持つ人々だが、皆、私たちがその帰還を待ち望んでいた人々だ。私たちはこの人々のために闘ってきたのだ! 一人一人のために闘ってきた。拘束を経験しながらも、尊厳を保った人々だ」と述べ、彼らの偉業は全てのウクライナ人が記憶すべきだと強調した。

また同氏は、被拘束者解放のために活動してきた人々への褒賞も行い、それは多くの努力を必要とする複雑な仕事だと発言した。

同時に同氏は、解放された人々の数は多いが、ウクライナは、まだロシアの拷問部屋に残っている人々のことを覚えており、彼らの帰還のために仕事をしていくと指摘した。