クレーバ宇外相、フィリピン、タイ、シンガポールの外相と会談

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ウクライナのクレーバ外相は10日、フィリピン、タイ、シンガポールの各国外相と会談した。

カンボジア首都プノンペンを訪問しているクレーバ外相がツイッター・アカウントで報告した。

マナロ・フィリピン外相との会談につき、クレーバ外相は、「私は、フィリピンやアジアとの関係強化のためにウクライナがマニラに大使館を開設する意向があることを伝えるべく。マナロ比外相と会談した。私たちは、政治的コンタクト、貿易、グローバルな食糧安全保障の確保について協議した」と伝えた。

ポラマットウィナイ・タイ外相との会談については、クレーバ氏は、「ロシアのウクライナに対する侵略を協議するために、プノンペンにて、ポラマットウィナイ・タイ外相と会談した。私は、ロシアの戦争がウクライナの人々にもたらした苦しみについて彼に詳細に報告した。私は、タイに対して、国連憲章擁護のための努力を惜しまないよう要請した」と書き込んだ。

バラクリシュナン・シンガポール外相との会談については、クレーバ氏は、「プノンペンでの会談時、私は、シンガポールの同僚であり友人でもあるバラクリシュナン外相に、ロシアの占領から解放されたウクライナ領の地図を見せた。私は、さらなる対ウクライナ支援がロシアに戦争終了を強制すると強調した。シンガポールの連帯に感謝している」と伝えた。

なお、クレーバ外相は10日、カンボジア首都プノンペン訪問時に、ASEANの基本文書である「東南アジア友好協力条約(TAC)」にウクライナを代表して署名した。また、同氏は、9日には、フン・セン・カンボジア首相とユソフ・ブルネイ第2外相と会談していた。