対露制裁計画は30%以上履行されている=イェルマーク大統領府長官

ウクライナのイェルマーク大統領府長官は12日、現在自身とスタンフォード大学のマクフォール教授のチームが作成した対露制裁強化行動計画の実現は30%強だと指摘した。

イェルマーク大統領府長官がテレグラム・チャンネルに書き込んだ

イェルマーク氏は、「マクフォール=イェルマーク・チームが作成した対露制裁強化行動計画の33%がすでに履行された。私たちの同盟国は行動している。現在、エネルギーと金融の面でロシアに圧力をかけつつ、貿易制限を導入することが非常に重要だ。私たちは、ウクライナの迅速な勝利に向けて追加的制裁を必要としている」と書き込んだ。

これに先立ち、ゼレンシキー大統領は8日、G7首脳会談に参加した際、マクフォール・スタンフォード大学教授とイェルマーク宇大統領府長官率いる専門家グループ「国際対露制裁作業グループ」が作成した制裁強化行動計画を紹介し、G7首脳に同計画に記述されている対露制裁の実現を呼びかけていた。