ゼレンシキー宇大統領、バルト3国の外相と会談 支援や制裁につき協議

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ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、キーウ(キエフ)を訪問するバルト3国の外相と会談し、ウクライナへの支援や対露制裁につき協議を行った。

大統領府広報室が公表した

ゼレンシキー氏は、「あなた方は、私たちの最も近しく、最も理想的な友人だ。なぜなら、あなた方はこの戦争、ロシア連邦からの脅威の最初の瞬間から、一番にウクライナを支えてくれた体。私たちを、武器や、外交面での行動で支えてくれた。あなた方の国の国民は、あらゆる面、あらゆる方向で私たちを支えてくれた」と発言した。

同氏はまた、エストニア、ラトビア、リトアニアは、欧州連合(EU)や世界中においてウクライナにとっての最良の「弁護士」だと強調した。また、「今回の会合、ウクライナへのサポート、私たちの人々のためのそのシグナルにつき感謝している」と伝えた。

3国外相は、ウクライナの欧州統合願望へのサポートを伝えた。

また、3外相は、ウクライナに対して、学校や幼稚園など、戦争にて破壊された社会インフラの復興支援を提供することを提案した。

会談時には、EUや国際社会全体の対露制裁の強化の重要性についても注意が向けられ、ゼレンシキー大統領は、バルト諸国が本件においてリーダー的役割を果たしていると指摘した。

ゼレンシキー氏は同時に、「制裁圧力は、強化だけでなく、制裁の一体性の維持も極めて重要だ。それらは最大限効果的でなければならない。私たちは、侵略者に制裁を回避したり、ウクライナに対する犯罪的戦争への資金投入を継続させたりする可能性を与えてはならない」と強調した。

これに先立ち、6日、ランズベルギス・リトアニア外相が、リンケーヴィチ・ラトビア外相、リーメッツ・エストニア外相とともにキーウを訪問していることを報告していた。