国連総会、ロシアの国連人権理事国の資格停止を決定

国連総会は7日、ウクライナへの全面的侵略を続けるロシアについて、人権理事会理事国の資格を停止する決議を採択した。

ウクルインフォルムのニューヨーク特派員が伝えた。賛成93票、反対24票、棄権58票。日本は賛成した。

反対したのは、アルジェリア、ベラルーシ、ボリビア、ブルンジ、中央アフリカ、中国、コンゴ、キューバ、北朝鮮、エリトリア、エチオピア、ガボン、イラン、カザフスタン、キルギス、ラオス、マリ、ニカラグア、ロシア、シリア、タジキスタン、ウズベキスタン、ベトナム、ジンバブエ。

同決議の採択には、投票国の3分の2の賛成が必要だった(棄権票・無投票は考慮されない)。

同決議は、ウクライナや日本や欧米など約50か国が共同提案国となっていた。

クレーバ宇外相は、同採択を受け、ツイッター・アカウントにて、「ロシアの国連人権理事会の理事国の資格がたった今停止された。戦争犯罪者には、人権保護を目的とする国連機関に居場所はない。関連国連総会決議を支持し、歴史の正しい側を選んだ全ての加盟国に感謝している」と書き込んだ