米英加日豪5国がそれぞれ新たな対露制裁発表

24、25日、米国、英国、カナダ、日本、オーストラリアがそれぞれ新たな対露制裁を発表した。

米国務省米財務省は24日、ロシア国家院議員328名、国営最大手ズベルバンクのグレフ総裁、ロシアの複数エリート、48企業・団体を対象とする制裁を発表した。

英政府は24日、65の個人・法人を対象とする制裁を発表した。ロシア侵略軍が占領後に「任命」したメリトポリ「新市長」、グレフ露ズベルバンク総裁、アルファバンクなどが対象となっている。

カナダ首相府は24日、露連邦院160名に対する制裁を発表した他、特定の機微な製品・サービスのロシアへの輸出制限のプロセスを開始したと発表した。また、カナダは、追加人道・文化遺産保護支援の発表も行った。

日本外務省は25日、ロシア政権高官の親族25名と、81のロシア団体を制裁対象とした他、贅沢品のロシアへの輸出を禁止すると発表した

オーストラリア外務省は25日、ロシアのプロパガンダ・偽情報拡散者22名、ベラルーシ自称大統領のアレクサンドル・ルカシェンコ氏とその家族を制裁対象に加えた