ウクライナ大統領府長官顧問、中国に対してロシアを非難するよう呼びかけ

ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は19日、中国は、もしロシアの蛮行を非難したら、世界の安全保障システムの重要な要素になることができると発言した。

ポドリャク顧問がツイッター・アカウントに書き込んだ

ポドリャク氏は、「中国は、もし文明的国家連合を支持し、ロシアの蛮行を非難するという、正しい決定を採択したら、世界の安全保障システムの重要な要素となれるだろう」と書き込んだ。

同氏はまた、「それは対等な立場でテーブルにつくチャンスだ」とも指摘した。

さらに、「西側は、中国に、1.6兆ドルと1500億ドルの違いを説明すべきだ」とも書き込んでいる。

これに先立ち、18日、バイデン米大統領と習中国国家主席がオンライン会談を行った。両者は約2時間にわたり協議を行い、その際の主要議題の一つがロシアによるウクライナへの全面侵攻だった。

会談後、サキ米ホワイトハウス報道官は、同首脳会談後もホワイトハウスは、中国がロシアに対して何らかの支援を供与する可能性につき懸念を抱き続けていると発言している。