ウズベキスタン、露武装集団承認せず ウクライナ領土一体性と戦争終結を支持

ウズベキスタンのアブドゥラジズ・カミーロフ外相は17日、同国政府はドネツィク・ルハンシク両州一部地域のいわゆる「DPR/LPR」の独立を認めず、ウクライナ領土一体性と戦争終結を支持すると表明した。

カミーロフ・ウズベキスタン外相が国民議会(国会)本会議にて発言した。ラジオ・リバティーが報じた

カミーロフ外相は、「私たちは、現状、平和的手段にて解決策を見つけ、政治・外交的手段で紛争が解決されることの支持者である。しかし、そのためには何より、戦争行為、暴力の即時停止が不可欠である」と発言した。

同氏はまた、ウズベキスタンはいわゆる「DPR/LPR」を承認しなかったとし、「ウズベキスタンは、ウクライナの独立、主権、領土一体性を認めている」と発言した。

さらに同氏は、ウズベキスタンは、自国の外政コンセプトに従い、いかなる軍事・政治ブロックにも参加していないとし、すなわち、同国軍人は「国外の軍事紛争には参加しておらず、それは議会が採択した法律により定められている」と発言した。

そして同氏は、ウズベキスタンはウクライナに人道支援を送り続けると発言した。

これに先立ち、ドロシェンコ駐ウズベキスタン・ウクライナ大使は、ウズベキスタンが28トンの人道支援をウクライナに供与したとして謝意を表明していた。