米英独仏4国外相、対露制裁を協議

米国、英国、ドイツ、フランスの4国の外相は20日、ベルリンにて会談し、ロシア連邦がウクライナに更なる侵攻を行った場合のロシアに対する厳しい制裁の発動準備などにつき協議した。

米国務省広報室が協議結果を発表した

発表には、「彼ら(4国外相)は、ロシアとの最近の外交努力と、同盟国・パートナー国のロシアの更なる対ウクライナ侵略に対する多大な結果と厳しい経済的代償の発動準備を含む、その抑止に向けた共同努力について協議した」と書かれている。

その際、ブリンケン米国務長官は、ウクライナの主権と領土一体性へのコミットメントを確認した。

また、4国外相は、イラン核開発プログラムに関する協議にて全ての当事者の同意が不可欠だと話し合ったとのこと。

なお、20日、ブリンケン米国務長官は、ベルリンを訪問し、独首脳陣と協議を行った他、大西洋4国(米英独仏)フォーマットでの外相会談を実施した。

ブリンケン氏は、21日にはジュネーブにてラヴロフ露外相と会談する予定。